JF便り<日本語教育編・5号> 日本語映像教材 『エリンが挑戦! にほんごできます。』記者発表

日本語国際センター 制作事業課 村田 裕子


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jf-edu5.pngこの写真は、2006年9月25日(月)に国際交流基金(ジャパンファウンデーション)で行なわれた、スキット出演の若手俳優5人にも出席していただいた記者発表の様子です。
ここで紹介されたのは、国際交流基金の日本語映像教材『エリンが挑戦! にほんごできます。』です。今回は、この新しい映像教材についてお伝えします。

海外で日本語を学ぶ人々は約235万人、そのうちの半数以上は中等教育機関(日本の中学、高校に相当)で学習しています。『エリンが挑戦! にほんごできます。』はそんな若い日本語学習者に向けて開発した教材です。


jf-edu5_3.jpg特に若い世代の学習者は日本のドラマ、アニメ、音楽などに興味を持っていることが多く、そのような学習者が楽しく学べるように工夫しています。教材の各課はスキットと呼ばれる短い映像を含みますが、学習者は前述の若手俳優が出演するドラマ風のスキットを、テレビドラマを見るような気持ちで楽しく視聴して学習することができます。

各課は日本語学習と異文化・多文化理解を促す複数のコーナーから成り、その司会進行役はCGによるアニメキャラクターがつとめます。

この『エリンが挑戦!にほんごできます。』は教育現場でより便利にお使いいただけるよう、2007年4月にDVD教材として発行される予定ですが、それに先駆け、2006年10月から日本国内ではNHK教育テレビで、国外ではNHKの海外ネットワーク(NHKワールドなど)を通じて放送されています。

日本国内の放送は毎週金曜日23時から23時20分(再放送翌週木曜日12時10分から12時30分)です。
日本語を学んでいる方はもちろん、日本語教育に携わっている方、日本語に興味がある方なども是非ご覧ください。
(放送日時や教材の詳細はこちら)

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